赤外線ライト搭載の小型カメラ特集

今回は赤外線ライトを搭載した小型カメラを特集してみます。
赤外線とはどのようなものか、また当店のおすすめ赤外線機能搭載小型カメラをご紹介いたします。

赤外線ライト搭載の小型カメラ特集 目次

赤外線ライトとは

ご存知の方も多いとは思いますが、赤外線とはどのようなものかを簡単にご説明させていただきます。
私たちは太陽や電灯などのライトに照らされた物の光の反射を目でとらえそれを映像としてみています。
ですが、人間の目でとらえられる光は400~780ナノメートルの波長で、全体のごく一部しか認識していません。
この範囲の人間の目で見られる波長を可視光線と呼びます。
赤外線とはこの可視光線の外側、波長が0.7~1,000μm(マイクロメートル)にあり、通常人間の目ではとらえる事ができません。

ただ人間の目では見ることのできないこの赤外線ですが、映像記録用のカメラは光を受け取る感度が高い為、この赤外線をとらえることができるのです。
この仕組みを利用して赤外線ライト付きの小型カメラで赤外線の反射をキャッチして映像を撮影することができるのです。

この赤外線ライトを使えば暗闇の中で撮影しようとした場合、通常のライトを点灯して明るくしなくても撮影が可能になります。
まったくの暗闇の中で行われているものを映像として撮影してみることができるのです。

可視タイプ・不可視タイプの違い

赤外線ライトには2種類あり、可視タイプと不可視タイプに分けられます。
と言っても、可視タイプの光が目に見えるわけではありません。
前章でも説明したとおり、赤外線は人の目には見えないからです。

では、可視タイプとはどんなものなんでしょう?
可視タイプの赤外線ライトはその発光源つまり赤外線を照射するライト部分の違いで可視タイプのライトは赤くランプが付いたようになってしまいます。
小型隠しカメラなどを使って、周囲の人に気づかれないように対象物を撮影したい場合この赤くランプがついているのはおすすめしません。
不可視タイプの赤外線ライトを搭載している小型カメラをお勧めいたします。

可視タイプの赤外線で撮影した場合と、不可視タイプで撮影した映像には違いがあります。

ご覧のように不可視タイプの方は少し紫ががった映像になり、可視タイプの方はモノクロの映像のようになります。
また、可視タイプの赤外線ライトを使って撮影した映像の方がやや見やすいこともわかります。

このような特徴を理解して、撮影したいシチュエーションに合わせて可視タイプ・不可視タイプの小型カメラを選びましょう。

赤外線ライトで服が透ける?

インターネットで盗撮系のサイトを見ていると、よく赤外線撮影で服が透けて女性の下着などが見えている写真を見ます。
これは、赤外線が服を透過し人間の肌で反射しているためにおこる現象です。
このような写真を撮影するためには、カメラレンズに特殊な赤外線フィルターを付けて撮影する必要があります。
可視光線をカットし赤外線の反射された光のみを撮影しています。
インターネットで検索すればたくさんの赤外線フィルターがでてきますが服が透ける為にはカメラ側の性能も関係しています。
というのも、現在発売されているデジタルカメラやデジタルビデオカメラは赤外線カットフィルターが搭載されており赤外線をとらえることがあまりできません。
完全に赤外線をシャットアウトしているわけではありませんが、ほぼ服が透けるなんてことはないと思われます。

余談ですが、ひと昔前にSONYが日中でも服が透けてしまうナイトショットを搭載したビデオカメラCCD-TRV95とCCD-TRV85、DV方式のDCR-TRV9を発売し、数か月で発売を停止してしまいました。
これは想像するに、日中でもナイトショットモードにすれば赤外線カットフィルターが外れ逆に赤外線のみを撮影する赤外線フィルターをかけることができたためと思われます。
ふたたび発売を再開したCCD-TRV95とCCD-TRV85、DV方式のDCR-TRV9は日中ではナイトショットモードは使えなくなっていました。

おすすめの不可視タイプ赤外線ライト搭載小型カメラ

まずお勧めするのが、置時計型カメラ 小型カメラ (C-540) です。

置時計型カメラ 小型カメラ (C-540)

価格:16,482円(税込17,800円)送料無料

こちらの商品は、照射距離2メートルの不可視タイプの赤外線ライトを11個搭載しており暗闇でも撮影が可能となっています。
また、動体検知や繰り返し録画ができるので防犯にも活躍します。
外部電源対応(別売り)となっているので長時間録画や動体検知機能を使う場合は待機時間も長くなります。
操作はリモコンでおこなえるので撮影開始時に本体に触れる必要はありません。
動画画質もHULL HDなので美しい映像を記録する事ができます。

次にご紹介するのは、2017年新商品のUSBメモリ型カメラ『High roller』(ハイローラー)です。

USBメモリ型カメラ『High roller』(ハイローラー)

価格:15,877円(税込17,147円)送料無料

この商品の特徴は非常にコンパクトで軽く、ポケットやカバンの中にも収納でき持ち運びに便利となっています。
また、USBメモリー型なので会社でも自宅でもどちらでも違和感なく使用することができます。

不可視タイプの赤外線ライトを2個搭載しその照射距離は約1.5メートルとなっています。
近距離撮影タイプといったところでしょうか。
フルハイビジョン動画撮影ができ、動体検知機能も搭載しており会社のデスク周りの防犯対策やハラスメント対策としても使えそうです。
また、ボイスレコーダー機能も搭載しているので大事な会議や商談の席でも活躍します。

最後にご紹介するのが、モバイル充電器型ビデオカメラ『Power Bank IR-PRO』(パワーバンクIR-PRO)です。

モバイル充電器型ビデオカメラ『Power Bank IR-PRO』(パワーバンクIR-PRO)

価格:14,815円(税込16,000円)送料無料

この商品の特徴は、大容量2000mAhバッテリーを搭載しているので長時間の稼働が可能になり、そのバッテリーを使ってモバイル機器に給電もできるところです。
動体検知機能が搭載されている小型カメラではやはり稼働時間がネックになってくるのですが、こちらの『Power Bank IR-PRO』(パワーバンクIR-PRO)なら録画は約6時間撮影、録音だけなら約16時間もできてしまうのです。
充電器型ならではといったところです。

肝心の赤外線ですが、超高性能不可視タイプの赤外線ライトが2個搭載されており、従来の小型カメラより細部がクリアに撮影することが可能となっております。

上の画像のように従来品とは比べ物にならないくらい映像の質が上がっています。
暗闇の撮影でも、くっきりはっきりと映し出したい方におすすめです。

また、こちらの商品も自宅やオフィスなど場所を選ばずに使用できる商品となっております。

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